ovoveil(オボヴェール)の特長
Feature




皮膚の働きの重要機能のひとつ
「バリア機能」
「ovoveil」は、卵殻膜から開発された新素材であり、肌に優しい性質を持っています。
保湿性に富んだovovellを配合したやさしい着心地の衣類を身に着けることで、肌本来のバリア機能が整い、うるおいを保ちやすくなることが、モニター試験でも確認されています。

カシミヤのようにやわらかい
上質な肌ざわり
ovoveilは、繊維の構造や糸、生地を調整することで、シルクやカシミヤのような風合いを創ることが可能です。
やさしい肌触りの生地は、素肌に直接触れるアイテムにも安心してご使用いただけます。
肌と環境に寄り添う、新しいやさしさ
ovoveilは、糸の撚りや生地の編み方・織り方を工夫することで、質感や肌触りをコントロールできる新素材です。
さらに、コットンやテンセルなど他の素材と組み合わせることで、しっとりとなめらかな風合いを実現し、肌へのやさしさと心地よさを両立します。
動物性繊維であるシルクやウールの代替としても注目されており、肌への負担が少ないだけでなく、環境にもやさしいサステナブルな選択肢となります。
ovoveil使用生地の組成例

- ベア天竺
- 綿58%・レーヨン(ovoveil)39%・ポリウレタン3%

- 布帛
- 再生ポリエステル65%、レーヨン(ovoveil)35%

- ニット
- レーヨン(ovoveil)89%・カシミヤ10%・ナイロン1%

- フライス
- カシミヤ30%・レーヨン(ovoveil)70%
採用事例
大阪・関西万博内のセブン-イレブン店舗

2025年大阪・関西万博の会場内にあるセブン-イレブン店舗にて、世界で初めてovoveilを採用した靴下とハンドタオルが発売されました。

環境にやさしい
「卵殻膜のアップサイクル」
ovoveilは、これまで廃棄されがちだった卵殻膜を再活用した、環境にやさしいサステナブル素材として注目されています。
廃棄物の削減や資源循環への貢献が評価され、「エコプロアワード2024」にて優秀賞を受賞しました。

日本のサスティナビリティ事業の表彰を行う、「エコプロアワード2024」にて優秀賞を受賞
卵殻膜を活かした、サステナブルな素材循環
日本では年間約263万トンの鶏卵が生産されており、そのうち約237万トンは食品として消費されています。
残る約26万トンの卵殻は廃棄物として処理されることが多く、その中に含まれる卵殻膜も十分に活用されていませんでした。
ovoveilは、廃棄される素材をアップサイクルして出来た、サステナブルな素材です。

卵殻膜を有効活用した環境配慮型の繊維

卵殻膜を衣類に活用することで、廃棄物の削減だけでなく、温室効果ガスの排出抑制にもつながります。
たとえば、ovoveilを30%配合したTシャツ1枚を生産する際、従来廃棄されていた卵殻膜を活用することで、約150リットル分のCO2排出を削減することが可能です。
ovoveilは不要な資源を価値ある製品へとアップサイクルしています。